【2026年9月24日更新】
福岡・天神の中心にある「福岡PARCO」が、2027年2月末をもって営業を終了する予定です。
「福岡パルコはなぜ閉店する?」「いつまで営業する?」「跡地には何ができる?」「建て替え後もPARCOは戻ってくる?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回の閉店は、単純に一つの商業施設がなくなるという話ではありません。
福岡PARCO周辺は「天神二丁目南ブロック駅前東街区」として建て替えられ、地下4階・地上22階、高さ約110m、延床面積約14万1,000㎡の大規模複合施設になる計画が具体化しました。
新しい建物には商業施設だけでなく、オフィス、国際水準のハイグレードホテル、ライブハウス、ミュージアムやギャラリーなどの文化・情報発信機能が入る計画です。
- 福岡PARCO営業終了:2027年2月末予定
- 跡地:天神二丁目南ブロック駅前東街区として再開発
- 規模:地下4階・地上22階
- 高さ:約110m
- 延床面積:約141,000㎡
- 設計・整備費:約1,230億円
- 主な用途:商業・オフィス・ホテル・文化/情報発信
- 地下4階:ライブハウスなどを計画
- 既存建物の解体:2027年3月以降に着手予定
- パルコ街区の竣工:2031年末ごろ予定
この記事では、福岡PARCOがなぜ閉店するのか、いつまで営業するのか、跡地に何ができるのか、新しいビルの階数や用途、解体・完成時期、新天町との一体再開発まで最新情報を解説します。
- 福岡PARCOはいつ閉店する?2027年2月末で営業終了予定
- 福岡PARCOはなぜ閉店する?
- 福岡PARCOの跡地は何になる?地下4階・地上22階の複合施設へ
- 新しいビルには何が入る?商業・オフィス・ホテル・ライブハウス
- ライブハウス・ミュージアム・ギャラリーも整備へ
- 約1,230億円の再開発はどれほど大きい?
- 福岡PARCOの解体はいつ?新施設はいつ完成する?
- 建て替え後も「福岡PARCO」は戻ってくる?
- 福岡PARCOと新天町の再開発はどう関係する?
- 地下鉄天神駅から新しい地下通路も整備
- 福岡PARCO跡地の隣には約1,100㎡の公園も整備
- 福岡PARCOになる前は何があった?
- 天神の街はどう変わる?
- 福岡PARCOについてよくある質問
- 福岡PARCO閉店後は地上22階・高さ110mの新しい天神拠点へ
- 天神再開発の関連記事
福岡PARCOはいつ閉店する?2027年2月末で営業終了予定
福岡PARCOは、2027年2月末をもって営業を終了する予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 福岡PARCO |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2丁目11-1 |
| 開業日 | 2010年3月19日 |
| 営業終了 | 2027年2月末予定 |
| 店舗面積 | 約42,000㎡ |
| 2024年度テナント取扱高 | 約272.7億円 |
福岡PARCO本館は2010年3月19日に開業し、2014年11月には新館、2015年3月には本館増床部が加わりました。
PARCOの公式発表は「福岡PARCOの営業終了」としており、本館だけを閉めるという発表ではありません。
2027年2月末で、現在の福岡PARCOという商業施設全体が大きな節目を迎えることになります。
福岡PARCOはなぜ閉店する?
PARCOは営業終了を決めた理由として、主に次の点を挙げています。
- 所有する建物の老朽化
- 今後想定される投資負担
- 天神二丁目南ブロック駅前東街区の再開発計画
現在も多くの利用者に支えられているとしたうえで、中長期的に検討した結果、2027年2月末で営業を終了すると説明しています。
そのため、売上不振を閉店理由とする公式発表はありません。
2010年開業なのになぜ建物が老朽化している?
「福岡PARCOは2010年にできたのに、なぜもう老朽化しているの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
実は、福岡PARCO本館は2010年に新築された建物ではありません。
PARCOは旧岩田屋本館ビルへ出店し、建物を改修して2010年に福岡PARCOを開業しました。
つまり「福岡PARCO」としての営業は2010年からですが、建物そのものはそれより長い歴史を持っています。
今回の再開発では、建物を建て替えることで耐震性や防災性を高めることも重要な目的になっています。
新天町と一体となった再開発も閉店の背景
福岡PARCOだけを単独で建て替える計画ではありません。
隣接する新天町側の「西街区」と福岡PARCO周辺の「東街区」を連携させ、「天神二丁目南ブロック駅前東西街区」として再開発します。
福岡市では、建物の更新だけでなく、商店街、地下通路、公園、歩行者空間なども含めて天神中心部を再編する計画を進めています。
福岡PARCOの跡地は何になる?地下4階・地上22階の複合施設へ
福岡PARCOの跡地には、商業施設だけではなく、オフィス、ホテル、文化・情報発信施設などを備える大型複合ビルが計画されています。
2026年9月に福岡市が公表した最新の検討状況では、東街区の建物規模は次のようになっています。
| 項目 | 最新計画 |
|---|---|
| 事業 | 天神二丁目南ブロック駅前東街区第一種市街地再開発事業 |
| 建築敷地面積 | 約7,900㎡ |
| 建築面積 | 約7,500㎡ |
| 延床面積 | 約141,000㎡ |
| 階数 | 地下4階・地上22階 |
| 高さ | 約110m |
| 主な用途 | 商業・オフィス・文化/情報発信・ホテルなど |
| 設計・整備費 | 約1,230億円 |
| 解体着手 | 2027年3月以降予定 |
| 竣工 | 2031年末ごろ予定 |
以前示されていた延床面積約13万8,000㎡からさらに計画が具体化し、最新資料では約14万1,000㎡となっています。
現在の福岡PARCOを新しい商業ビルへ単純に置き換えるのではなく、天神中心部に商業・仕事・宿泊・カルチャーを集める新しい都市拠点を造る計画です。
新しいビルには何が入る?商業・オフィス・ホテル・ライブハウス
2026年9月の福岡市資料では、東街区の主要用途をどの階に配置するかまで具体化しています。
| フロア | 主な用途 |
|---|---|
| 16階~22階 | ホテル |
| 8階~15階 | オフィス |
| 7階 | 商業・文化/情報発信 |
| 地下2階~6階 | 商業 |
| 地下3階 | 駐車場 |
| 地下4階 | ライブハウス・駐車場 |
現在のPARCOと同様に商業機能を持ちながら、その上にオフィスやホテルを組み合わせ、地下にはライブハウスを整備する構成です。
地下2階から地上6階は商業フロア
商業施設は地下2階から地上6階を中心に配置する計画です。
ただし2026年9月24日時点では、具体的なショップやレストランなどのテナント名は発表されていません。
「現在の福岡PARCOに入っている店がそのまま戻る」といった情報も確認されていないため、今後の正式発表を待つ必要があります。
8階から15階はオフィス
8階から15階はオフィスフロアになる計画です。
福岡市資料では、基準階約1,000坪以上の大規模なオフィスフロアとし、制震構造の採用などによって高いBCP性能を確保する方向が示されています。
16階から22階にはハイグレードホテル
高層部の16階から22階にはホテルを導入する計画です。
福岡市は「国際水準のハイグレードホテル」の導入を掲げています。
ただし、ホテルブランドや客室数、開業日はまだ発表されていません。
ライブハウス・ミュージアム・ギャラリーも整備へ
福岡PARCO跡地再開発の大きな特徴が、文化やエンターテインメント機能です。
PARCOは営業終了を発表した段階から、PARCOの持つコンテンツを活用して、
- ライブハウス
- ギャラリー
- ミュージアム
などを導入する方針を示していました。
今回の福岡市資料では、さらに地下4階にライブハウスを配置する計画まで具体化しています。
地下4階にライブハウス
地下4階にはライブハウスと駐車場を配置する計画です。
音楽ライブだけでなく、演劇など多彩なイベントやコンテンツにも対応し、幅広い世代が文化やエンターテインメントを楽しめる場所を目指します。
ただし、ライブハウスの正式名称、収容人数、運営会社などはまだ発表されていません。
7階には文化・情報発信機能
7階には商業と文化・情報発信機能を組み合わせる計画です。
福岡市が示した導入例には、
- 現代ミュージアム
- ギャラリー
- イベントホール
- サービス・エンターテインメント
などがあります。
これまで福岡PARCOが音楽、アート、ファッション、イベントなどを発信してきた役割を、新しい複合施設でも形を変えて引き継ぐ方向です。
約1,230億円の再開発はどれほど大きい?
福岡市の最新資料では、東街区について設計・整備費約1,230億円とされています。
ここで注意したいのは、この数字を勝手に「総工費1,230億円」と言い換えないことです。
福岡市資料で使われている表現は「設計・整備費」で、東街区の建物について示された金額です。
約14万1,000㎡の建物に、商業、オフィス、ホテル、文化・情報発信、ライブハウス、駐車場などを組み込む非常に大規模なプロジェクトであることが分かります。
さらに周辺では、新天町側の西街区や新しい地下通路、公園などの整備も別途進められます。
福岡PARCOの解体はいつ?新施設はいつ完成する?
現在の計画では、2027年2月末の福岡PARCO営業終了後、2027年3月以降に既存建物の解体工事へ着手する予定です。
福岡市が示している今後の主なスケジュールは次の通りです。
| 時期 | 予定 |
|---|---|
| 2026年度 | 市街地再開発事業の施行認可・組合設立等認可、実施設計 |
| 2027年3月以降 | 解体工事着手予定 |
| 2027年度以降 | 権利変換計画認可、解体工事、建築工事、地下通路整備 |
| 2031年末ごろ | パルコ街区竣工予定 |
2031年末ごろは「竣工予定」であり、商業施設やホテルなどが同じ日に一斉開業することまで確定したわけではありません。
テナントの開業時期や新施設全体のグランドオープン日は、今後の発表を確認する必要があります。
2030年と2031年、どちらが最新?
福岡PARCOの再開発を調べると、「2030年開業」という情報と「2031年末完成」という情報の両方が見つかります。
PARCOの企業サイトでは現在も「2030年開業予定」と表示されています。
一方、より新しい2026年9月8日の福岡市福祉都市委員会資料では、パルコ街区は2031年末ごろ竣工予定とされています。
そのため、2026年9月24日時点では、工事スケジュールについては最新の福岡市資料に基づき「2031年末ごろ竣工予定」と見るのが適切です。
なお、竣工と開業は同じ意味ではありません。正式な開業日は今後の事業者発表を待つ必要があります。
建て替え後も「福岡PARCO」は戻ってくる?
現在の福岡PARCOが営業を終えたあと、新しい複合施設にも「PARCO」が戻ってくるのでしょうか。
2026年9月24日時点では、新施設が再び「福岡PARCO」という名称になることや、PARCOが同じ形で再出店することは正式発表されていません。
一方、株式会社パルコは東街区の再開発事業に参加しており、PARCOが持つコンテンツを活用した文化・情報発信機能を導入する方針です。
つまりPARCOが天神から完全に関係を断つわけではありませんが、
- 新施設の正式名称
- 商業施設のブランド
- 「PARCO」の名称を使うか
- PARCOがどの範囲を運営するのか
などは今後の発表待ちです。
現時点で「2031年に新しい福岡PARCOが復活する」と断定することはできません。
福岡PARCOと新天町の再開発はどう関係する?
福岡PARCOの東街区と、新天町の西街区は別の建物として計画されていますが、街づくりとしては一体的に進められています。
| 街区 | 中心となる場所 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 東街区 | 福岡PARCO周辺 | 商業・オフィス・ホテル・文化/情報発信など |
| 西街区 | 新天町 | 新天町の歴史を継承した商店街・文化/情報発信など |
新天町側では、建て替えに向けて店舗の一時移転準備が進んでいます。
「新天町はいつまで営業する?」「仮店舗はどこ?」「メルヘンチャイムはどうなる?」といった新天町側の詳細は、別記事で詳しく紹介しています。
新天町は閉店する?いつまで営業・移転先はどこ?建て替えと再開発を解説
地下鉄天神駅から新しい地下通路も整備
今回の再開発では、建物だけでなく天神中心部の歩きやすさも変わります。
東街区と西街区では、地下鉄天神駅からきらめき通り方面へつなぐ新しい地下通路を共同で整備する計画です。
| 項目 | 計画 |
|---|---|
| 地下通路 | 地下鉄天神駅~きらめき通り方面 |
| 延長 | 約190m |
| 幅員 | 約6m |
地下鉄天神駅ときらめき通り地下通路をつなぐことで、天神・新天町・大名方面への回遊性を高める狙いがあります。
福岡PARCO跡地の隣には約1,100㎡の公園も整備
東街区では、大型ビルだけでなく緑や滞在空間も整備されます。
福岡市の最新資料では、パルコ街区の隣に約1,100㎡の公園を新設する計画が示されています。
公園は民間事業者が整備・管理する予定で、建物低層部には緑化されたテラスなども計画されています。
天神交差点周辺に、買い物や仕事だけではなく、立ち止まって過ごせる場所を増やすことも今回の再開発の特徴です。
福岡PARCOになる前は何があった?
福岡PARCO本館の場所には、以前「岩田屋本館」がありました。
PARCOは旧岩田屋本館ビルへ出店し、建物を改修したうえで2010年3月19日に福岡PARCOをオープンしました。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 旧来 | 岩田屋本館 |
| 2010年3月 | 福岡PARCO本館オープン |
| 2014年11月 | 福岡PARCO新館オープン |
| 2015年3月 | 本館増床部オープン |
| 2027年2月予定 | 福岡PARCO営業終了 |
| 2027年3月以降 | 既存建物の解体着手予定 |
| 2031年末ごろ | 東街区の新複合施設竣工予定 |
この場所は、
岩田屋本館 → 福岡PARCO → 天神二丁目南ブロック駅前東街区の大型複合施設
と、天神を代表する場所として再び大きく姿を変えることになります。
天神の街はどう変わる?
福岡PARCO跡地だけでなく、天神では大規模な建て替えが続いています。
旧イムズ跡では「天神大樹」の建設が進み、新天町も一時移転を伴う建て替えへ進みます。
福岡PARCO跡地では、商業、オフィス、ホテルに加えてライブハウスや文化施設、公園まで整備される計画です。
これまでの「買い物をする天神」に加え、働く、泊まる、文化を楽しむ、屋外で過ごすといった複数の機能を持つ街へ変わっていくことになります。
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福岡PARCOについてよくある質問
福岡PARCOはいつ閉店する?
2027年2月末で営業を終了する予定です。
福岡PARCOはなぜ閉店する?
PARCOは、建物の老朽化、今後想定される投資負担、天神二丁目南ブロック駅前東街区の再開発計画などを中長期的に検討した結果と説明しています。
福岡PARCOは売上不振で閉店する?
売上不振を営業終了理由とする公式発表はありません。PARCOは現在も地域の多くの利用者に支えられていると説明したうえで、建物の老朽化や投資負担、再開発を理由に挙げています。
福岡PARCOの跡地には何ができる?
地下4階・地上22階、高さ約110mの大型複合施設が計画されています。商業、オフィス、ホテル、ライブハウス、文化・情報発信機能などが入る予定です。
福岡PARCO跡地のビルは何階建て?
地上22階・地下4階です。高さは約110m、延床面積は約14万1,000㎡の計画です。
福岡PARCO跡地にホテルは入る?
入る計画です。16階から22階に国際水準のハイグレードホテルを導入する方向が示されています。ホテルブランドはまだ発表されていません。
福岡PARCO跡地にライブハウスはできる?
地下4階にライブハウスを整備する計画です。音楽ライブだけでなく、演劇など多彩なイベントやコンテンツにも対応する方向です。正式名称や収容人数などは未発表です。
福岡PARCOはいつ解体される?
2027年2月末の営業終了後、2027年3月以降に解体工事へ着手する予定です。
福岡PARCO跡地はいつ完成する?
最新の福岡市資料では、パルコ街区は2031年末ごろの竣工予定です。竣工と各施設の開業日は同じとは限らないため、商業施設やホテルの正式なオープン日は今後の発表待ちです。
2030年開業という情報は間違い?
PARCOの企業サイトには現在も「2030年開業予定」という案内があります。一方、より新しい2026年9月の福岡市資料では2031年末ごろ竣工予定となっています。この記事では最新の福岡市資料をもとに工事スケジュールを掲載しています。
建て替え後も福岡PARCOになる?
2026年9月24日時点では、新施設の名称が「福岡PARCO」になることや、現在と同じ形でPARCOが再出店することは正式発表されていません。
新天町も一緒に再開発する?
はい。福岡PARCO周辺を東街区、新天町側を西街区として連携した再開発が進められています。ただし新天町の仮店舗や各店舗の移転情報については別記事で詳しく紹介しています。
福岡PARCO閉店後は地上22階・高さ110mの新しい天神拠点へ
福岡PARCOは2027年2月末で営業を終了する予定です。
その跡地では、地下4階・地上22階、高さ約110m、延床面積約14万1,000㎡の大型複合施設を建設する計画が具体化しました。
新施設には商業だけでなく、オフィス、ホテル、ライブハウス、ミュージアムやギャラリーなどの文化・情報発信機能を導入する計画です。
2027年3月以降に現在の建物の解体へ着手し、パルコ街区は2031年末ごろの竣工を予定しています。
一方で、
- 新施設の正式名称
- 商業テナント
- ホテルブランド
- ライブハウスの名称・規模
- 新施設の正式な開業日
- PARCOブランドが再び入るのか
などはまだ発表されていません。
新しい情報が正式発表され次第、この記事を更新します。
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※掲載内容は2026年9月24日時点の福岡市、株式会社パルコなどの公式発表をもとにしています。再開発計画、スケジュール、用途、施設名称などは今後変更される可能性があります。

