楽天銀行が、iPhone向けアプリの対応OSを変更すると発表しました。
2026年10月23日と11月16日の2段階で変更が予定されているため、「楽天銀行アプリが使えなくなる?」「iOS15のiPhoneはいつまで使える?」「JRE BANKも対象?」と戸惑う人もいるでしょう。
まず結論からいうと、11月16日になったら楽天銀行アプリが一斉に利用できなくなるわけではありません。
今回変更されるのは、主にApp Storeからの新規インストールと最新版へのアップデートに必要なiOSの条件です。
また、10月23日と11月16日では対象となるアプリとOSのバージョンが異なります。
この記事では、楽天銀行の10月14日・19日付公式発表をもとに、古いiPhoneを使っている人が何を確認すればよいのかを整理します。
楽天銀行アプリは11月16日に使えなくなる?結論は「旧版の継続利用は可能」
楽天銀行は、2026年11月16日(月)にiPhone向けの次の3アプリをアップデートすると発表しています。
- 楽天銀行アプリ
- JRE BANKアプリ
- 楽天銀行 第一生命支店アプリ
このアップデート以降、iOS15以下のiPhoneでは、対象アプリの最新版への更新と新規インストールができなくなります。
ただし、すでに対象アプリをインストールしている場合については、楽天銀行が旧版を引き続き利用できると案内しています。
つまり、「最新版に更新できない」ことと「今入っているアプリがすぐ使えなくなる」ことは別です。
一方で、旧版の全機能が将来にわたって使えることや、安全性が継続して保証されることまで意味するものではありません。
銀行アプリのため、利用できない機能が生じた場合や、将来さらに対応条件が変更された場合に備えて、公式案内を確認しておくことが大切です。
10月23日と11月16日は何が違う?対象アプリとiOSを比較
今回の発表で最も注意したいのが、2つの日付を混同しないことです。
10月23日の変更対象はJRE BANKと第一生命支店の2アプリですが、11月16日には通常の楽天銀行アプリも加わります。
| 変更日 | 対象アプリ | 更新・新規インストールができなくなるOS |
|---|---|---|
| 2026年10月23日(金) | JRE BANKアプリ 楽天銀行 第一生命支店アプリ |
iOS12以下 |
| 2026年11月16日(月) | 楽天銀行アプリ JRE BANKアプリ 楽天銀行 第一生命支店アプリ |
iOS15以下 |
※いずれも2026年10月21日時点の公式予定です。アップデート日は変更される可能性があります。
10月23日はJRE BANK・第一生命支店のみ
楽天銀行の10月14日付発表によると、10月23日にアップデートされるのは次の2アプリです。
| アプリ | 10月23日の更新予定バージョン |
|---|---|
| JRE BANKアプリ | 1.14.8 |
| 楽天銀行 第一生命支店アプリ | 2.17.1 |
この変更では、iOS12以下の端末で新規インストールと最新版への更新ができなくなります。
一方、通常の楽天銀行アプリは10月23日の発表対象に含まれていません。
したがって、「10月23日から楽天銀行のすべてのアプリが使えなくなる」という理解は誤りです。
11月16日は楽天銀行本体を含む3アプリが対象
続いて11月16日には、次のアップデートが予定されています。
| アプリ | 11月16日の更新予定バージョン |
|---|---|
| 楽天銀行アプリ | 6.71.5 |
| JRE BANKアプリ | 1.15.5 |
| 楽天銀行 第一生命支店アプリ | 2.18.0 |
この段階ではiOS15以下が制限対象になり、最新版へのアップデートまたは新規インストールを行うにはiOS16.0以上が必要です。
つまり、10月23日の更新に対応できたiOS13~15のユーザーでも、11月16日以降は最新版に更新できなくなります。
iOS12・13~15・16以上で何が変わる?
現在使っているiPhoneのiOSによって、必要な対応は変わります。
以下は10月14日と19日の公式告知を組み合わせた、iOSバージョン別の整理です。
| 現在のiOS | 10月23日の影響 | 11月16日の影響 |
|---|---|---|
| iOS12以下 | JRE BANK・第一生命支店は最新版更新・新規インストール不可 | 楽天銀行を含む3アプリで最新版更新・新規インストール不可 |
| iOS13~15 | 10月23日のOS引き上げ制限には該当しない | 3アプリとも最新版更新・新規インストール不可 |
| iOS16以上 | 今回のOS引き上げ制限には該当しない | 今回のOS引き上げ制限には該当しない |
※表は今回発表されたインストール・アップデート条件の比較です。OS以外の個別要件や全機能の動作を保証するものではありません。
iOS15を使っている人は10月23日に対応が必要?
今回の10月23日の変更だけを見れば、iOS15は対象外です。
ただし11月16日には制限対象となるため、今後も最新版を使いたい場合は、iPhoneがiOS16以上に更新できるか確認しておく必要があります。
iOS16なら11月16日以降もアップデートできる?
楽天銀行の11月16日付アップデート予定では、インストール・最新版更新に必要な条件がiOS16.0以上とされています。
したがって、iOS16は今回の引き上げによる制限には該当しません。
ただし、楽天銀行が別途公表している推奨環境とは異なるため、動作保証と混同しないようにしてください。
アプリを入れている人と入れていない人ではどう違う?
同じiOS15以下でも、現在アプリをインストールしているかどうかによって状況が変わります。
| 利用状況 | 11月16日以降の案内 |
|---|---|
| すでにアプリをインストール済み | 旧版の継続利用は可能。ただし最新版に更新できない |
| まだアプリを入れていない | iOS15以下では新規インストールできない |
| すでに入れていたアプリを削除した | 再インストールが必要になっても、iOS15以下では新しいインストール条件を満たせない |
古いiPhoneでもアプリを使い続けられる?
楽天銀行は、今回の対象OSに該当していても、すでにインストールされている旧版は引き続き利用できると説明しています。
ただし、これは11月16日以降のすべての機能や将来の継続利用を保証したものではありません。
必要な機能が使えない場合や追加の変更が発表された場合には、銀行の公式窓口で確認してください。
アプリを削除して再インストールすれば解決する?
対応OSを満たしていない場合、安易な削除・再インストールは避けてください。
今回の変更は、App Storeから新たにアプリをインストールできるOSにも関係します。
そのため、旧版が動いている状態でアプリを削除すると、その後の再インストールができなくなるおそれがあります。
不具合だと思ってアプリを削除する前に、iOSバージョンと楽天銀行の公式案内を確認しましょう。
iPhoneのiOSバージョンを確認する方法
自分のiPhoneが今回の対象になるか分からない場合は、まずiOSのバージョンを確認しましょう。
Appleが案内している確認手順は次のとおりです。
- iPhoneの「設定」を開く
- 「一般」を選ぶ
- 「情報」を選ぶ
- 「iOSバージョン」の数字を確認する
表示された数字が15から始まる場合はiOS15、16から始まる場合はiOS16です。
例えばiOS15.8でも、今回の11月16日の変更ではiOS15以下に含まれます。
Apple公式|iPhoneのソフトウェアバージョンを確認する
iOS15以下でアプリを更新できない場合はどうする?
今回の条件に該当する場合は、まずiPhoneが必要なiOSへ更新できるか確認してください。
iOS16以上へアップデートできる場合
楽天銀行は、11月16日以降の最新版への更新に必要な条件としてiOS16.0以上を案内しています。
OSを更新する場合は、事前にiCloudやパソコンでバックアップを作成することを推奨しています。
そのうえで、iPhoneの「設定」から「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開き、利用可能な更新を確認します。
ただし、更新可能なOSはiPhoneの機種によって異なります。
利用する端末がどのバージョンまで対応しているかを確認してから進めてください。
iOS16以上に更新できない場合
iPhoneがiOS16以上に対応していない場合でも、11月16日に旧版アプリが一斉停止すると発表されたわけではありません。
まずは現在のアプリで必要な機能が利用できるかを確認し、無理に削除・再インストールしないようにしてください。
今後、最新版でなければ使えない機能が必要になった場合は、楽天銀行の公式案内や問い合わせ窓口で対応方法を確認しましょう。
端末の買い替えは選択肢の一つですが、今回の日付だけを理由に急いで買い替える必要があるとは限りません。
楽天銀行の推奨環境はiOS17以上?iOS16との違い
ここも混同しやすいポイントです。
楽天銀行は2026年9月25日付で、スマートフォン向けアプリの推奨環境を次のように案内しています。
| 区分 | iOSの条件 |
|---|---|
| 11月16日以降の最新版インストール・更新条件 | iOS16.0以上 |
| 9月25日発表の推奨環境 | iOS17.x、18.x、26.x |
この2つは、意味が異なります。
iOS16以上という条件は、今回のアプリ更新に必要なOSの基準です。
一方、推奨環境は楽天銀行が利用環境として案内しているOSの範囲であり、iOS16が推奨環境に含まれるという意味ではありません。
そのため、「iOS16にすればすべての機能が保証される」とは考えないようにしてください。
また、同じページにはスマートフォンWebサイトの推奨環境も掲載されていますが、アプリとは別の利用形態です。アプリを更新できない場合に古いiOSのブラウザで必ず代替できるという保証ではありません。
楽天銀行アプリのiOS変更についてよくある質問
10月23日に通常の楽天銀行アプリも使えなくなりますか?
10月23日のOS引き上げ対象は、JRE BANKアプリと楽天銀行 第一生命支店アプリの2つです。
通常の楽天銀行アプリを含む3アプリのOS引き上げは、11月16日に予定されています。
iOS15のiPhoneならJRE BANKは10月23日以降も更新できますか?
10月23日に予定されている引き上げでは、対象になるのはiOS12以下です。そのためiOS15はこの変更による制限には該当しません。
ただし11月16日以降はiOS15以下が制限対象となり、最新版へのアップデートができなくなる予定です。
11月16日になったら、インストール済みの楽天銀行アプリも開けなくなりますか?
楽天銀行は、対象OSでインストール済みの旧版は引き続き利用できると案内しています。
ただし、最新版へのアップデートはできなくなります。旧版の将来的な動作やすべての機能が保証されるわけではありません。
iOS16に更新できないiPhoneは買い替えが必要ですか?
今回の変更だけを理由に、すぐ買い替えが必須になるとは限りません。
旧版アプリの継続利用は案内されていますが、将来の機能制限などは未確定です。必要な取引が利用できるかを確認し、不明な点は銀行の公式窓口へ相談してください。
まとめ|10月23日と11月16日は対象アプリ・iOS条件が違う
楽天銀行が発表した2026年10月23日と11月16日のiOS対応変更は、すべてのアプリが突然使えなくなるという内容ではありません。
今回のポイントは次のとおりです。
- 10月23日:JRE BANK・第一生命支店の2アプリでiOS12以下が更新・新規インストール不可
- 11月16日:楽天銀行本体を含む3アプリでiOS15以下が更新・新規インストール不可
- すでにインストール済みの旧版については、継続利用可能と案内されている
- 旧版の全機能や将来の動作が保証されるわけではない
- iOS16以上という更新条件と、楽天銀行の推奨環境は別
- 対応OSを満たさない場合、安易な削除・再インストールは避ける
まずは「設定」→「一般」→「情報」でiOSバージョンを確認し、使っているアプリと照らし合わせてください。
楽天銀行はアップデート日が変更される可能性も案内しています。実施前後の最新条件については、公式発表を確認しましょう。
※本記事は2026年10月21日時点の楽天銀行およびAppleの公式情報に基づいています。実機での各アプリの更新・動作確認を行ったものではありません。
