福岡・キャナルシティ博多にある「キャナルシティ劇場」が、2026年10月1日から「クラフティア劇場」へ名称変更されることが発表されました。
「クラフティア劇場って新しい劇場?」「キャナルシティ劇場はなくなるの?」「すでにチケットを持っている公演はどうなる?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、劇場が移転・閉館するわけではありません。
現在のキャナルシティ劇場と同じ場所が、2026年10月1日から「クラフティア劇場」という名称になります。劇場の運営体制や上演スケジュールにも変更はありません。
この記事では、クラフティア劇場がどこにあるのか、なぜ名前が変わるのか、「クラフティア」とはどんな会社なのか、さらに10月以降の公演や旧名称との関係まで詳しく整理します。
まず結論
- キャナルシティ劇場は2026年10月1日から「クラフティア劇場」へ名称変更
- 劇場の場所は変わらない
- 移転・閉館ではない
- 運営体制・上演スケジュールも変更なし
- クラフティアは2025年まで「九電工」だった会社
- 館内サインや公式サイトの名称は順次切り替えられる
キャナルシティ劇場は10月1日から「クラフティア劇場」へ
株式会社クラフティアは2026年8月24日、キャナルシティ博多内にある「キャナルシティ劇場」の施設命名権、いわゆるネーミングライツを取得したことを発表しました。
これに伴い、2026年10月1日(木)から劇場の正式名称は「クラフティア劇場」となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現在の名称 | キャナルシティ劇場 |
| 新名称 | クラフティア劇場 |
| 名称変更日 | 2026年10月1日 |
| 所在地 | 福岡県福岡市博多区住吉1-2-1 キャナルシティ博多内 |
| 座席数 | 1,132席 |
| 運営体制 | 変更なし |
| 上演スケジュール | 変更なし |
つまり「キャナルシティ劇場」という劇場そのものがなくなるのではなく、同じ劇場に企業名を冠した新しい名称が付くということです。
移転や閉館ではない
今回の発表で特に押さえておきたいのが、劇場の移転や閉館を伴う変更ではない点です。
クラフティアは、名称変更後も劇場の運営体制や上演スケジュールには変更がなく、これまでと同様に演劇、ミュージカル、コンサートなどを楽しめるとしています。
そのため、10月以降に「クラフティア劇場」という名前を初めて見ても、別の場所に新しい劇場がオープンしたわけではありません。
クラフティア劇場はどこ?場所はキャナルシティ劇場と同じ
クラフティア劇場になるのは、現在のキャナルシティ博多ノースビル4階にあるキャナルシティ劇場です。
| 交通手段 | 劇場までの目安 |
|---|---|
| 地下鉄七隈線「櫛田神社前駅」 | 1番出口から徒歩約3分 |
| 地下鉄空港線「祇園駅」 | 徒歩約7分 |
| JR「博多駅」 | 徒歩約10分 |
| 地下鉄空港線「中洲川端駅」 | 徒歩約10分 |
| 地下鉄七隈線「天神南駅」 | 徒歩約15分 |
| 西鉄バス | 「キャナルシティ博多前」下車すぐ |
現在は地下鉄七隈線の櫛田神社前駅から徒歩約3分とアクセスしやすく、福岡市外から訪れる場合も博多駅から向かいやすい劇場です。
名称がクラフティア劇場へ変わっても、キャナルシティ博多内という立地自体は変わりません。
チケットや公演案内が「キャナルシティ劇場」のままでも大丈夫?
今回の名称変更で少し分かりにくくなりそうなのが、2026年10月以降の公演でも、すでに「キャナルシティ劇場」として販売・案内されているものがあることです。
2026年8月24日時点の劇場公式サイトを見ると、10月以降に開催される公演も現在は「キャナルシティ劇場」の公演として掲載されています。
クラフティアの公式発表でも、館内サインや公式サイトなどの表記変更は「順次対応」するとされています。
そのため、名称変更直後は、
- クラフティア劇場
- キャナルシティ劇場
- クラフティア劇場(旧キャナルシティ劇場)
といった表記が混在する可能性があります。
10月以降の公演で「キャナルシティ劇場」と書かれていても、クラフティア劇場とは同じ場所です。
今回の名称変更による公演スケジュールの変更は発表されていません。個別の公演について新たな案内がある場合は、主催者や公式サイトの最新情報も確認してください。
そもそも「クラフティア」とは何の会社?
今回初めて「クラフティア」という会社名を知った方もいるかもしれません。
実はクラフティアは、福岡・九州では非常になじみの深い「九電工」が社名を変更した会社です。
クラフティアは旧・九電工
株式会社九電工は2025年10月1日、商号を「株式会社クラフティア(KRAFTIA CORPORATION)」へ変更しました。
1944年に電気工事を主な事業として設立され、その後は配電工事や電気工事だけでなく、空調・衛生工事、情報通信、エネルギー、街づくりなどへ事業を拡大。
事業エリアも九州だけでなく、関東・関西、さらに海外へ広がったことなどを背景として、新しい社名へ変更されています。
つまりクラフティアは「最近福岡にできた新しい会社」ではなく、九電工の歴史と事業を受け継いだ現在の社名です。
「KRAFTIA」という名前にはどんな意味がある?
「KRAFTIA」という社名には、旧九電工から引き継ぐ思いが込められています。
- K:Kyushu(九州)や九電工の歴史
- CRAFT:技術・技能
- INNOVATION:革新
- ACTION:実行
これまで培ってきた技術を革新し、それを実行することで新しいフロンティアを切り拓いていく、という考えから生まれた名称です。
2025年10月の社名変更からまだ約1年ということもあり、「九電工は知っているけれど、クラフティアという名前にはまだなじみがない」という人も少なくないでしょう。
なぜクラフティアがキャナルシティ劇場のネーミングライツを取得した?
クラフティアは今回のネーミングライツ取得について、単に劇場へ企業名を付けることだけが目的ではないと説明しています。
福岡に本社を置き、九州を地盤に成長してきた企業として、九州の舞台文化を支える劇場と長期的なパートナーシップを結び、地域の文化活動を継続的に支援したいという考えが背景にあります。
一方で、クラフティア自身も2026年8月の発表で、九電工から社名を変更して間もなく1年を迎えるものの、まだ新しい名前を多くの人に知ってもらっている途中であることを認めています。
福岡を代表する劇場の一つに「クラフティア劇場」という名称が付くことで、今後は舞台やコンサートのチケット、ポスター、公演情報などを通じて、新社名を目にする機会も一気に増えそうです。
実はキャナルシティ劇場の名前が変わるのは初めてではない
「キャナルシティ劇場」という名称になじみがあるため大きな変更に感じますが、この劇場は過去にも名称が変わっています。
| 時期 | 名称 |
|---|---|
| 1996年 | 福岡シティ劇場として開館 |
| 2010年11月30日 | キャナルシティ劇場としてリニューアル |
| 2026年10月1日 | クラフティア劇場へ名称変更 |
1996年の開館時は、劇団四季初の専用常設劇場「福岡シティ劇場」としてスタートしました。
その後、2010年11月30日に「キャナルシティ劇場」としてリニューアル。
そして2026年10月1日から「クラフティア劇場」となります。
福岡シティ劇場 → キャナルシティ劇場 → クラフティア劇場
と名称は変わってきましたが、福岡の演劇・ミュージカル・コンサートを支える劇場として使われ続けています。
クラフティア劇場の座席数・キャパは変わる?
クラフティア劇場の客席数は、現在のキャナルシティ劇場と同じ1,132席です。
今回発表されているのは施設命名権の取得による名称変更であり、客席や劇場設備を大きく変更するという発表はありません。
そのため、これまでキャナルシティ劇場へ観劇に行ったことがある人にとっては、基本的には「同じ劇場の名前だけが変わる」と考えると分かりやすいでしょう。
今後は「クラフティア劇場 座席」「クラフティア劇場 見え方」「クラフティア劇場 1階 2階」といった情報も、名称変更に合わせて整理していく予定です。
10月以降にクラフティア劇場で予定されている主な公演
名称変更後となる2026年10月以降も、多数の公演が予定されています。
2026年8月24日時点で劇場公式サイトに掲載されている主な公演は次の通りです。
| 日程 | 公演名 |
|---|---|
| 10月8日 | 小椋佳「歌紡ぎの会」 |
| 10月11日 | ウルトラヒーローズ THE LIVE ~紡ぎ続ける物語~ in 福岡 |
| 10月12日 | 小野リサ My Songs ~私の好きな歌~ |
| 10月18日 | ANRI LIVE 2026 Heaven Beach |
| 10月22日~25日 | PARCO PRODUCE 2026「アメリカン・ドリーム」 |
| 10月31日~11月2日 | ミュージカル「忍たま乱太郎」第16弾再演 |
| 11月14日~15日 | ヨーロッパ企画特別興行「世界の終わりかけとスリーコード」 |
| 11月24日~25日 | 舞台「桶狭間の義経」 |
これらは現在「キャナルシティ劇場」の公演として案内されていますが、公演日には名称変更後のクラフティア劇場となっています。
特に10月前後は、チケットや各種プレイガイド、公式サイトなどによって旧名称と新名称が混在する可能性があるため、会場を検索する際には覚えておくと安心です。
クラフティア劇場への名称変更で観客が知っておきたいこと
キャナルシティ劇場はなくなる?
劇場自体がなくなるわけではありません。
2026年10月1日から名称が「クラフティア劇場」に変わります。
クラフティア劇場は別の場所?
別の場所ではありません。
現在のキャナルシティ博多ノースビル4階にあるキャナルシティ劇場と同じ劇場です。
10月以降の公演は中止や変更になる?
名称変更に伴う運営体制や上演スケジュールの変更はないと公式発表されています。
ただし、個々の公演について主催者から変更情報が出た場合は、各公演の公式情報を確認してください。
公式サイトが「キャナルシティ劇場」のままなのはなぜ?
館内サインや公式サイトなどの名称表記は順次切り替えると発表されています。
そのため、名称変更前後は新旧の表記が混在する可能性があります。
クラフティアは九電工とは別会社?
旧・株式会社九電工が2025年10月1日に商号を変更したのが株式会社クラフティアです。
九電工とは無関係の新会社というわけではありません。
まとめ|キャナルシティ劇場は10月1日から「クラフティア劇場」に
キャナルシティ博多の「キャナルシティ劇場」は、株式会社クラフティアによるネーミングライツ取得により、2026年10月1日から「クラフティア劇場」へ名称変更されます。
- 劇場の場所は現在と同じ
- 移転や閉館ではない
- 運営体制・上演スケジュールは変更なし
- 座席数は1,132席
- クラフティアは旧・九電工
- 公式サイトや館内表示は順次新名称へ切り替え
特に2026年秋は、すでに「キャナルシティ劇場」として販売されている公演と、新しい「クラフティア劇場」という名称が混在する時期になります。
「クラフティア劇場=これまでのキャナルシティ劇場」と覚えておけば、初めて新名称を見たときにも迷いにくいでしょう。
2026年10月1日の正式な名称変更後には、公式サイトや現地サインの切り替え状況、アクセス、座席・見え方などについても最新情報へ更新していきます。
※本記事は2026年8月24日時点の株式会社クラフティア公式発表、キャナルシティ劇場公式情報などをもとに作成しています。公演情報は今後変更される場合があります。
