『踊る大捜査線 N.E.W.』犯人は誰?225事案・セブンベアの真相と低評価の理由

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映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』が2026年9月18日に公開されました。

公開前から大きく宣伝されていた「225事案」や「セブンベア」。ところが本編を見ると、予告から想像していた事件構造とはかなり違います。

結論からいうと、「225事案」は映画の本当のメイン事件ではなく、警察による大規模な演習でした。

そして実際に青島俊作たちが追うことになるのが、3Dプリンター拳銃を使った連続殺人事件です。

その犯人として明らかになるのが、公開前から「謎の失踪を遂げた女子高校生」と紹介されていた須永あかねと村下希衣子の17歳の2人です。

一方、公開前から意味深だったセブンベアは、強欲・憤怒・傲慢・暴食・嫉妬・怠惰・色欲という「七つの大罪」をモチーフにした劇中アニメ。

ただし、犯人が残した完全な暗号というわけではなく、警察側が事件との関連を考えていく要素として使われています。

さらに、予告で謎の数字として提示されていた「7cm」の意味も判明しました。

この記事では、『踊る大捜査線 N.E.W.』の犯人、225事案の正体、セブンベアと七つの大罪、7cmの意味、連続殺人の動機、青島の結末、第二湾岸警察署をめぐるラスト、さらに公開後に評価が大きく分かれている理由までネタバレで解説します。

※ここから『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』の犯人・事件・結末に関する重大なネタバレがあります。

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  1. 『踊る大捜査線 N.E.W.』の犯人は誰?【ネタバレ結論】
  2. 225事案とは?実は本当の誘拐事件ではなかった
    1. 225事案は公開前最大のミスリード
  3. なぜ青島は東京中を走った?
  4. 本当の事件は3Dプリンター拳銃による連続殺人
  5. 犯人は須永あかねと村下希衣子
    1. 須永あかねが犯人だと分かるきっかけ
  6. 犯行動機は?なぜ17歳の2人は人を殺した?
  7. セブンベアとは?7種類は「七つの大罪」
    1. セブンベア7種類の意味
  8. セブンベアと殺人事件の関係|犯人の暗号ではなかった?
    1. セブンベアは完全なミスリード?
  9. 公式サントラにも「七つの大罪」
  10. 毒性ウイルス事件はどうなった?
  11. 結末ネタバレ|青島は最後どうなる?
    1. 青島は捜査一課を辞める?
  12. 第二湾岸警察署とラストの意味|続編はある?
  13. 7cm・30秒・8両編成など予告の謎は全部判明した?
    1. 7cmは何だった?重大な暗号ではなかった
  14. 『踊る大捜査線 N.E.W.』はなぜ低評価?口コミで不評の理由
    1. 理由1|225事案が演習だったことへの肩透かし
    2. 理由2|本当の犯人と事件の動機が弱く感じられる
    3. 理由3|「N.E.W.」なのに過去作への依存が強い
    4. 理由4|ギャグやコントが多すぎる
    5. 理由5|事件よりファンサービスが主役に見える
    6. AI和久さんにも賛否|「同窓会感」が強いという声
  15. 一方で「これぞ踊る」と高評価する声も
  16. どんな人なら『踊る大捜査線 N.E.W.』を楽しみやすい?
    1. 楽しみやすい人
    2. 合わない可能性がある人
  17. 新作を見る前後に過去の『踊る大捜査線』を振り返るなら
  18. よくある質問
    1. 225事案とは何だった?
    2. 『踊る大捜査線 N.E.W.』の犯人は誰?
    3. 須永あかね役は誰?
    4. 村下希衣子役は誰?
    5. セブンベアとは何?
    6. セブンベアは犯人からの暗号?
    7. 7cmの意味は?
    8. 毒性ウイルスはばらまかれた?
    9. 青島は最後にどうなる?
    10. 続編はある?
    11. なぜ低評価なの?
  19. まとめ|犯人は女子高校生2人、225事案は警察演習だった
  20. 参考・公式情報

『踊る大捜査線 N.E.W.』の犯人は誰?【ネタバレ結論】

気になるポイント 結論
225事案 本物の誘拐・爆破事件ではなく警察の大規模演習
本当のメイン事件 3Dプリンター拳銃による連続殺人
犯人 須永あかね・村下希衣子
セブンベア 七つの大罪をモチーフにした劇中アニメ
セブンベアと事件 警察は関連を疑うが、犯人特定の決定的暗号ではない
7cm 225事案中、青島がバッグを車窓から落とそうとした際の窓の開口幅
毒性ウイルス 街へ本物の毒性ウイルスが散布される結末にはならない
青島俊作 事件解決後、本庁の捜査一課より現場型の刑事としての道を示される
ラスト 第二湾岸警察署を映し、シリーズ継続を思わせる

公開前は「225事案」「セブンベア」「毒性ウイルス」「連続殺人」が一つの巨大事件としてつながるようにも見えました。

しかし実際の映画は、複数の事件やミスリードを並行させながら、本筋となる3Dプリンター拳銃事件へ青島たちがたどり着く構成です。

225事案とは?実は本当の誘拐事件ではなかった

『踊る大捜査線 N.E.W.』公開前の予告で最も大きく扱われていたのが、通称「225事案」です。

子どもが誘拐され、犯人が身代金を要求。

さらに警察の介入を察知した犯人側から、青島俊作が身代金の運び役として指名されます。

要求に従わなければ東京を爆破するという、シリーズでも最大級に見える事件です。

青島は大金を抱え、犯人から次々と指定される場所を目指して東京中を走り回ります。

ところが映画序盤の大きなどんでん返しとして、この225事案そのものが警察による大規模演習だったことが明らかになります。

現場の警察官には演習であることが知らされておらず、青島も本物の誘拐・爆破事件だと思って全力で対応していました。

225事案は公開前最大のミスリード

予告だけを見ると、225事案こそ映画全体を貫くメイン事件だと思うのが自然です。

実際には、青島が東京を駆け抜ける大掛かりな序盤そのものが演習。

この意外性を面白いと感じるか、「あれだけ引っ張って演習なのか」と肩透かしに感じるかが、公開後の評価を大きく分けるポイントになっています。

なぜ青島は東京中を走った?

225事案では、身代金の運搬役が途中で青島へ変更されます。

青島は犯人側からの細かな指示を受けながら、地下鉄や道路など東京のさまざまな場所を駆け抜けます。

ドローンなど新しい技術も絡み、警察側も大人数で犯人を追跡。

まさにタイトルの「メトロポリスを駆け抜けろ!」をそのまま映像化したようなシークエンスです。

しかし、そのスケールの大きな展開が実は演習だった。

つまり本作は、タイトルを象徴する最大級のアクションを序盤に使い切り、そこから別の現実の事件へ切り替わるという変則的な構成になっています。

本当の事件は3Dプリンター拳銃による連続殺人

225事案とは別に、東京では3Dプリンターで作られた拳銃を使った連続殺人が発生します。

複数のホテルなどで被害者が見つかり、警察は事件の共通点を探していきます。

しかし被害者の職業や生活背景に、従来の連続殺人のような分かりやすい接点が見えてきません。

劇中でも大きなポイントになるのが、事件に「スジ」が見えないことです。

誰かへの復讐なのか。

同じ集団を狙っているのか。

金銭目的なのか。

通常なら捜査の軸になるはずの因果関係がなかなか浮かびません。

この「意味の薄い犯罪」をどう捉えるのかが、本作の新しい事件像でもあります。

犯人は須永あかねと村下希衣子

連続殺人事件の犯人として明らかになるのが、須永あかねと村下希衣子です。

演じているのは、須永あかね役が齊藤なぎささん、村下希衣子役が藤吉夏鈴さん。

公式は公開前から2人を「謎の失踪を遂げた女子高校生」として紹介していました。

一見すると青島たち警察組織とは接点の薄い存在ですが、映画後半で3Dプリンター拳銃事件の犯人側として浮上します。

須永あかねが犯人だと分かるきっかけ

事件捜査では、ホテルに残された物証や指紋が重要な手掛かりになります。

須永あかねが体調を崩して搬送されたことをきっかけに、警察側が彼女へ接触。

そこから得られた情報とホテルに残された指紋が結びつき、犯人側の人物であることが判明していきます。

派手なAI捜査やネット上の情報だけではなく、最後には現場で得られた物証が犯人へつながるのも、本作らしい部分です。

犯行動機は?なぜ17歳の2人は人を殺した?

須永あかねと村下希衣子は、学校や大人との関係の中で強い不信感や反発を抱えていました。

しかし本作は、過去の『踊る大捜査線』の犯人のように「この人物を殺さなければならない明確な理由」を一人ずつ丁寧に積み上げる構成にはなっていません。

むしろ、被害者との因果関係が弱く、警察側から見ても「スジ」が見えにくい犯罪として描かれます。

ここが公開後の口コミで特に不満が出ている部分です。

17歳の2人が大人や社会への反発を抱いていることは分かるものの、なぜ複数人を殺害するまでに至ったのか、その心理的な積み重ねが十分に描かれていないと感じた人も少なくありません。

「動機が存在しない」というより、映画が犯人の内面を深く描くことよりも、意味や因果の薄い現代的な犯罪そのものを描こうとしているようにも見えます。

セブンベアとは?7種類は「七つの大罪」

公開前から注目されていたセブンベアも、本編にしっかり登場します。

セブンベアは映画の宣伝用だけに作られたキャラクターではありません。

劇中世界に実際に存在する人気アニメで、「体験型ミュージアム セブンベア 未来の記憶」といった施設まで登場します。

映画の劇場用パンフレットにも、このミュージアムの劇中パネルやセブンベアのデザイン・ナレーションに関する内容があります。

セブンベア7種類の意味

セブンベア 英語
強欲 Greed
憤怒 Wrath
傲慢 Pride
暴食 Gluttony
嫉妬 Envy
怠惰 Sloth
色欲 Lust

この7種類は、キリスト教文化などで知られる「七つの大罪」がモチーフです。

公式サウンドトラックにも、そのまま「七つの大罪」という曲名が収録されています。

セブンベアと殺人事件の関係|犯人の暗号ではなかった?

公開前は、

セブンベア=七つの大罪 → それぞれの殺人事件を表す暗号なのでは?

という考察もできました。

実際、警察側も連続殺人と七つの大罪を結びつけて事件を考えます。

しかし最終的に、セブンベアが犯人によって緻密に仕掛けられた「7件の殺人を示す暗号」だったと判明するわけではありません。

むしろ警察側が、意味の見えない事件へ理由を与えようとしてセブンベアと七つの大罪を重ねていく面が強くなっています。

公開後の答えとしては、セブンベアには作品世界を象徴する意味はあるが、犯人を特定する決定的な暗号ではなかったと見るのが分かりやすいでしょう。

セブンベアは完全なミスリード?

だからといって、セブンベア自体が無意味だったわけではありません。

七つの大罪という「人間の罪」をテーマにしながら、実際の犯罪には明快な因果や理由が見つからない。

このズレは、本作が描く「スジが見えない犯罪」とも重なります。

ただし、犯人がセブンベアを利用して一連の殺人を暗号化していた、と考えると本編とはズレます。

公式サントラにも「七つの大罪」

松本晃彦さんによる『踊る大捜査線 N.E.W.』オリジナル・サウンドトラックには、「七つの大罪」という楽曲が収録されています。

ほかにも「犯人」「“NISE 青島”くん」など、本編を見た後だと意味が気になる曲名が並んでいます。

公開前にはサントラの曲名も考察材料でしたが、本編を見た後では劇中のどの場面やモチーフを表しているかを振り返る楽しみがあります。

毒性ウイルス事件はどうなった?

もう一つ大きな事件として提示されるのが、殺害された科学者が所有していた毒性ウイルスです。

ウイルスが盗まれ、街へばらまくという脅迫が届くことで、警察側にはさらに大きな危機が加わります。

ただし、最終的に東京で本物の毒性ウイルスが散布され、大規模感染が起きる結末にはなりません。

本作は、誘拐・爆破・連続殺人・ウイルスという複数の危機を同時に提示しながら、そのすべてが予告から想像した形で一本につながるわけではない構成になっています。

結末ネタバレ|青島は最後どうなる?

終盤、青島は須永あかねと村下希衣子のいる現場へ向かいます。

そこで青島自身も危険な状況になりますが、若い刑事たちとともに事件へ向き合い、連続殺人事件は収束します。

このクライマックスで印象的なのは、昔の青島のように一人ですべてを解決しようとするのではなく、若い刑事たちを支えながら現場に立っていることです。

警察官として年月を重ねた青島が、今度は次の世代を引っ張る側になったことが分かります。

青島は捜査一課を辞める?

事件解決後、青島の同期で捜査一課長となった北丘雲斗から、青島は本庁の捜査一課に収まるよりも、現場で捜査を率いる立場の方が向いているという趣旨の話をされます。

『踊る大捜査線』では昔から、肩書きや出世よりも「事件は現場で起きている」という青島の価値観が物語の中心にありました。

N.E.W.で一度は捜査一課へ進んだ青島が、最後には再び現場へ引き戻されていく。

これは青島俊作という人物の原点へ戻る結末とも言えます。

第二湾岸警察署とラストの意味|続編はある?

映画のラストでは、第二湾岸警察署を思わせる新たな舞台が提示されます。

さらに物語がまだ続くことを連想させる演出もあり、『N.E.W.』が青島俊作の最後の事件ではなく、新しいシリーズの入口であることを強く感じさせます。

タイトルの「N.E.W.」も、NEXT. EVOLUTION. WORLD.。

本作は青島を復活させるだけではなく、趣里さん演じる芝田ひばり、白洲迅さん演じる美浦秋、増田貴久さん演じる真下勇気ら新世代を加えた次の『踊る大捜査線』へつなぐ作品でもあります。

ただし、現時点で次回作の映画公開が正式決定したという意味ではありません。

ラストはシリーズ継続をかなり強く示唆している、というところまでなら断定できます。

7cm・30秒・8両編成など予告の謎は全部判明した?

公開前、公式は次の8つの謎ワードを提示していました。

  • 225事案
  • 7cm
  • 30秒
  • セブンベア
  • 無数の青島くん
  • 8両編成
  • 奇跡の1枚
  • 時速8.2km

このうち、公開後の本編や公開情報から意味を確認できるのが225事案、セブンベア、7cmです。

謎ワード 公開後に確認できる意味
225事案 誘拐・爆破事件を想定した警察の大規模演習
セブンベア 七つの大罪をモチーフにした劇中アニメ
7cm 225事案で青島がバッグを車窓から落とそうとした際の窓の開口幅
30秒 公開情報だけでは場面との対応を確定できない
無数の青島くん 公開情報だけでは正確な意味を確定できない
8両編成 公開情報だけでは正確な意味を確定できない
奇跡の1枚 公開情報だけでは正確な意味を確定できない
時速8.2km 公開情報だけでは正式な対応を断定できない

7cmは何だった?重大な暗号ではなかった

「7cm」は、225事案の身代金受け渡し中に登場します。

犯人役の指示に従った青島は、移動中の車窓からバッグを落とそうとします。

ところが窓が十分に開かず、「7cmくらいしか開きません」という状況になります。

つまり7cmは、犯人を示す数字やセブンベアの「7」とつながる重大な暗号ではなく、バッグを外へ出せない車窓の開口幅でした。

公開前には「セブンベアも7種類なので関係があるのでは?」とも考えられましたが、本編での答えはもっとコメディ寄りです。

225事案自体が警察の演習だったことも含め、予告で意味深に提示された数字の中には、事件の核心だけではなく『踊る大捜査線』らしいドタバタを切り取ったものも含まれていたことになります。

一方、30秒・無数の青島くん・8両編成・奇跡の1枚・時速8.2kmについては、公開情報だけではそれぞれの場面と確実に一対一対応させられません。

8つのワードすべてに重大な暗号が隠されていた、と考える必要はなさそうです。

『踊る大捜査線 N.E.W.』はなぜ低評価?口コミで不評の理由

公開2日目となる2026年9月19日には、映画.comでもレビューが140~160件規模まで増え、評価は3点台前半で推移しています。

決して「酷評一色」という状況ではありません。

一方で1点台など非常に厳しい評価もあり、シリーズファンの間でもかなり意見が分かれています。

低評価側の口コミを見ると、不満の理由にはいくつか共通点があります。

理由1|225事案が演習だったことへの肩透かし

最大の理由の一つが、序盤の225事案です。

誘拐、爆破予告、身代金、青島の東京横断。

予告でも映画本編でも非常に大きなスケールで描かれます。

それだけに、最後に「警察の演習だった」と分かった時、

「これが本筋だと思っていたのに」

と肩透かしを感じる人が出ました。

一方で、シリーズらしい大掛かりなドタバタと意外性として楽しんだ人もいます。

理由2|本当の犯人と事件の動機が弱く感じられる

225事案の後に本筋となるのは、17歳の女子2人による連続殺人です。

しかし犯人と被害者の関係、殺人へ至る心理、複数人を殺すほどの理由については、十分に納得できるほど描かれていないと感じるレビューが目立ちます。

映画側は「今の犯罪には従来の刑事ドラマのような分かりやすいスジがない」という現代性を描こうとしているようにも見えます。

ただ、その狙いが「犯人側のドラマが弱い」という印象にもつながっています。

理由3|「N.E.W.」なのに過去作への依存が強い

タイトルは「NEXT. EVOLUTION. WORLD.」を掲げています。

ところが映画には、過去シリーズの登場人物、音楽、名場面、セリフ、回想、オマージュが大量に登場します。

長年のファンにとっては嬉しいファンサービスです。

一方、新しい『踊る大捜査線』を期待した人からは、

  • 同窓会のように感じる
  • 過去作の遺産に頼りすぎている
  • N.E.W.なのに新しくない

という不満も出ています。

理由4|ギャグやコントが多すぎる

『踊る大捜査線』はもともとシリアスな事件とコメディを同居させてきたシリーズです。

N.E.W.でもその作風は健在で、捜査会議や新キャラクターを含め、かなり多くの笑いが入っています。

これを「昔の踊るが戻ってきた」と楽しむ人がいる一方で、

  • ギャグが多すぎる
  • 事件の緊張感が薄れる
  • コントのように見える

という声もあります。

シリーズ特有の笑いを今でも楽しめるかどうかで、かなり評価が分かれます。

理由5|事件よりファンサービスが主役に見える

旧シリーズの登場人物や名場面が次々と登場するため、長年『踊る大捜査線』を見てきたファンには非常にサービスの多い映画です。

しかしその反面、新しい連続殺人事件や犯人2人のドラマより、

「あの人が出た」「あの曲が流れた」「あのセリフが戻ってきた」

という部分の方が印象に残りやすくなっています。

新しい刑事サスペンスとして見た場合、事件が薄いと感じやすい理由でもあります。

AI和久さんにも賛否|「同窓会感」が強いという声

過去シリーズのファンサービスでも、特に意見が分かれているのがAIで再現された和久さんです。

懐かしい和久さんの言葉を再び聞けたことを喜ぶ声がある一方、故・いかりや長介さんが演じた人物をAIで再現することに違和感を覚えたという口コミも見られます。

過去キャラクター、名場面、音楽、回想にAI和久さんまで重なることで、シリーズファンには大きなサービスになる反面、「新しい事件よりも同窓会的な要素の方が目立つ」と受け取る人もいます。

この点も、「懐かしくて楽しい」という高評価と、「N.E.W.なのに過去作へ頼りすぎ」という低評価が分かれる理由の一つです。

一方で「これぞ踊る」と高評価する声も

公開後のレビューには、高評価もかなりあります。

特にシリーズを長年見てきた人からは、

  • 青島俊作が帰ってきたこと自体が嬉しい
  • 「Rhythm And Police」が流れるだけで上がる
  • 懐かしいキャラクターが多数登場する
  • 昔の『踊る』らしいテンポと笑いがある
  • 青島が若い刑事を支える立場になったのがいい
  • 新旧キャラクターが同じ画面にいるのが楽しい
  • 次のシリーズ展開を期待できる

という反応が出ています。

つまり『N.E.W.』は、一般的な刑事映画として事件の完成度だけで見ると厳しい部分がある一方、長い『踊る大捜査線』の歴史をまとめて楽しむファンイベントとして見ると印象が大きく変わります。

公開後の評価が大きく分かれている理由は、ここにありそうです。

どんな人なら『踊る大捜査線 N.E.W.』を楽しみやすい?

楽しみやすい人

  • テレビシリーズから『踊る大捜査線』を見てきた
  • 青島俊作の復活を楽しみにしていた
  • 過去キャラクターの登場やオマージュが好き
  • 「Rhythm And Police」などシリーズの音楽が好き
  • シリアスとコメディが混在する昔ながらの『踊る』が好き

合わない可能性がある人

  • 最新型の本格刑事サスペンスを期待している
  • 犯人の動機や事件の因果関係を深く描いてほしい
  • 過去シリーズをほとんど知らない
  • 大量のファンサービスより新しい物語を見たい
  • コメディの多い刑事映画が苦手

「新しい刑事サスペンス」として見るか、「踊る大捜査線のお祭り」として見るか。

その期待値の違いが、本作への評価を大きく左右しています。

新作を見る前後に過去の『踊る大捜査線』を振り返るなら

N.E.W.には過去シリーズのキャラクターや映像、セリフ、音楽が大量に登場します。

特に昔の劇場版を知っているほど楽しめる場面が多いため、久しぶりにシリーズへ戻った人なら過去作を振り返ると、N.E.W.のオマージュも分かりやすくなります。

よくある質問

225事案とは何だった?

子どもの誘拐と東京爆破を想定した、警察による大規模な演習でした。青島を含む現場の警察官には本物の事件として知らされていたため、青島は実際の誘拐事件だと思って東京中を走ります。

『踊る大捜査線 N.E.W.』の犯人は誰?

3Dプリンター拳銃による連続殺人事件の犯人は、須永あかねと村下希衣子です。

須永あかね役は誰?

齊藤なぎささんです。

村下希衣子役は誰?

櫻坂46の藤吉夏鈴さんです。

セブンベアとは何?

劇中世界で人気のアニメキャラクターです。強欲・憤怒・傲慢・暴食・嫉妬・怠惰・色欲という七つの大罪をモチーフにした7種類が存在します。

セブンベアは犯人からの暗号?

警察は連続殺人と七つの大罪の関係を考えますが、犯人がセブンベアを使って完全な殺人暗号を仕掛けていたという結末ではありません。

7cmの意味は?

225事案で青島が車窓からバッグを落とそうとした際、窓が約7cmしか開かなかったことを示しています。犯人を示す暗号やセブンベアの「7」と直接つながる数字ではありませんでした。

毒性ウイルスはばらまかれた?

街で本物の毒性ウイルスによる大規模感染が起きる結末にはなりません。

青島は最後にどうなる?

事件解決後、捜査一課長の北丘から、本庁の捜査一課より現場で捜査を率いる立場の方が向いているという趣旨を告げられます。

続編はある?

次回作の正式な製作発表はありません。ただしラストには第二湾岸警察署が登場し、シリーズが今後も続くことを強く感じさせる演出があります。

なぜ低評価なの?

特に多い不満は、225事案が演習だった肩透かし、本筋となる連続殺人の動機の弱さ、過去作への依存、ギャグの多さ、AI和久さんを含むファンサービスへの違和感です。

一方、長年のシリーズファンからは「これぞ踊る」「青島が戻ってきただけで嬉しい」という高評価も多く、作品に何を期待するかで印象が大きく変わっています。

まとめ|犯人は女子高校生2人、225事案は警察演習だった

映画『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』で、公開前から最大の謎だった225事案は警察による大規模演習でした。

本当のメイン事件は、3Dプリンター拳銃による連続殺人。

犯人として明らかになるのは、須永あかねと村下希衣子です。

一方、セブンベアは七つの大罪をモチーフにした劇中アニメであり、警察も殺人事件との関係を疑います。

ただし「セブンベア=犯人が用意した7つの殺人暗号」という単純な答えではありません。

また、公開前から謎だった「7cm」は、225事案で青島がバッグを車窓から落とそうとした際の窓の開口幅でした。

重大な暗号と思わせておいて、実際にはコメディ的な場面だったことも、本作の予告の作り方を象徴しています。

事件解決後、青島は本庁の捜査一課に居続けるより、現場で人を率いる刑事としての道を示されます。

そしてラストに登場する第二湾岸警察署は、『N.E.W.』が新しい『踊る大捜査線』の始まりであることを感じさせます。

公開後に評価が割れているのも、本作が新しい刑事サスペンスである以上に、長いシリーズのファンサービスを大量に詰め込んだ作品だからでしょう。

事件そのものを重視する人には弱く見え、青島俊作と『踊る大捜査線』の帰還を楽しむ人には強く刺さる。

そこが2026年版『踊る大捜査線』の最も大きな特徴です。

参考・公式情報

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