北条司さんの『キャッツ♥アイ』を原作に、時代を明治へ大胆に置き換えた舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』が2026年に再演されています。
福岡・博多座公演は2026年9月26日~30日に上演され、すでに終了。次は10月9日から東京・明治座、11月14日から大阪・新歌舞伎座へ続きます。
原作の来生瞳・泪・愛や内海俊夫に加えて、藤堂薫、立華栞、そして謎の怪盗「ホークスクロウ」が登場する完全オリジナルストーリーです。
特に気になるのが「ホークスクロウの正体は誰なのか?」という謎です。
2024年初演については、公演後の出演記録から藤堂薫とホークスクロウの関係を確認できます。一方、2026年再演の公式あらすじでは、博多座公演終了後もホークスクロウの正体や栞・藤堂の目的は明かされていません。
この記事には2024年初演版のネタバレがあります。
2024年版で確認できる事実と、2026年再演で公式確認できる情報を分けて紹介します。2024年版のネタバレを2026年版の確定事実として扱っていません。
『メイジ・ザ・キャッツアイ』は原作と何が違う?
『メイジ・ザ・キャッツアイ』の最大の特徴は、原作漫画のストーリーをそのまま舞台化した作品ではないことです。
来生瞳・泪・愛の三姉妹が怪盗キャッツアイとして活動し、瞳の恋人で刑事の内海俊夫がキャッツアイを追うという基本設定は原作から受け継いでいます。
一方、舞台は原作とは大きく異なる明治時代。藤堂薫や立華栞、ホークスクロウなど、舞台版独自の人物・設定を加えた完全オリジナルストーリーになっています。
| 比較 | 原作『キャッツ♥アイ』 | 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』 |
|---|---|---|
| 時代 | 原作連載当時の現代 | 明治時代 |
| 来生三姉妹 | 登場 | 登場 |
| 内海俊夫 | 登場 | 登場 |
| ミケール・ハインツ | 三姉妹が行方を追う父 | 長谷川初範が演じる人物として登場 |
| 藤堂薫 | 登場しない | 舞台版オリジナル |
| 立華栞 | 登場しない | 舞台版オリジナル |
| ホークスクロウ | 登場しない | 舞台版の謎の怪盗 |
| 物語 | 父の美術品を追う三姉妹 | 原作設定を使った完全オリジナルストーリー |
原作ファンにとっては、「原作キャラクターが明治時代ならどう動くのか」「舞台オリジナル人物が三姉妹とどう関わるのか」という部分そのものが大きな見どころです。
ホークスクロウの正体は?【2024年版ネタバレ】
2026年再演の公式あらすじでは、ホークスクロウは現在も「正体は一体何者なのか?」という謎の怪盗として紹介されています。
一方、2024年初演終了後に掲載された美弥るりかさんの出演記録では、『メイジ・ザ・キャッツアイ』について「藤堂・ホークスクロウ役」を演じたことが確認されています。
つまり、2024年初演では美弥るりかさん演じる藤堂薫がホークスクロウとして行動していたことが分かります。
ホークスクロウは、キャッツアイが盗みに入った浅草の料亭に現れ、ピンチに陥った瞳を助ける謎の怪盗です。
一方の藤堂は、車いすの少女・立華栞に仕える執事として三姉妹の前へ現れます。
別々の人物に見える「謎の執事」と「謎の怪盗」がつながっていくことが、2024年版の大きな仕掛けのひとつでした。
2026年再演も藤堂薫=ホークスクロウ?
ここは2024年初演と2026年再演を分けて考える必要があります。
2026年版でも美弥るりかさんは藤堂薫役として続投し、公式に掲載されている基本ストーリーも2024年版と共通しています。
ただし、2026年再演の公式サイトや明治座公式では、美弥るりかさんの役名は「藤堂薫」。ホークスクロウについては、現在も正体を明かしていません。
福岡・博多座公演は9月30日に終了しましたが、2026年版のホークスクロウの正体を確定できる公式公演レポートや公式ストーリーの追加情報は、10月1日時点では確認できません。
そのため、「2024年版では藤堂薫=ホークスクロウと確認できる」「2026年版については公式情報だけでは正体を確定できない」という分け方が正確です。
藤堂薫は何者?なぜ謎の多い人物なの?
美弥るりかさんが演じる藤堂薫は、原作『キャッツ♥アイ』には登場しない舞台版オリジナルキャラクターです。
2026年公式ストーリーで確認できるのは、外国から帰国した車いすの少女・立華栞に仕える執事で、栞とともに来生三姉妹が営む喫茶猫目へ現れるというところまでです。
2024年版では、藤堂という人物の謎めいた立ち位置がホークスクロウの仕掛けにもつながっていました。
ただし、2026年版でその設定や結末が完全に同じかどうかは、公式情報だけでは確認できません。
再演だからといって、2024年版のすべてのネタバレをそのまま2026年版へ当てはめないよう注意が必要です。
立華栞は原作にいる?何者なの?
立華栞は原作『キャッツ♥アイ』には登場しない舞台版オリジナルキャラクターで、新谷姫加さんが演じます。
2026年公式ストーリーでは、車いすに乗った少女で、執事の藤堂とともに外国から帰国。二人で喫茶猫目を訪れることで物語へ深く関わります。
さらに栞の屋敷には、来生三姉妹が探し求めるミケール・ハインツの絵があります。
公式あらすじでも、
- なぜ栞と藤堂が喫茶猫目へやってきたのか
- なぜ栞の屋敷にミケール・ハインツの絵があるのか
- 栞と藤堂の本当の目的は何なのか
という部分は意図的に伏せられています。
博多座公演終了後も、2026年版の栞の具体的な目的や結末を公式情報から確定できないため、ここでは推測を事実として扱いません。
ミケール・ハインツが舞台に登場するのはなぜ?
ミケール・ハインツは、原作『キャッツ♥アイ』でも来生瞳・泪・愛の父親です。
来生三姉妹が怪盗キャッツアイとしてハインツゆかりの美術品を集めている大きな理由も、失踪した父の消息を追うためです。
舞台版で大きく異なるのは、そのミケール・ハインツを長谷川初範さんが演じる人物として実際に登場させている点です。
2026年公式でも、長谷川初範さんはミケール・ハインツ役として出演しています。
原作における三姉妹と父の関係を知っておくと、栞の屋敷にハインツの絵があることが、なぜ三姉妹にとって大きな出来事なのか理解しやすくなります。
なぜ「メイジ」なの?舞台が明治時代になった理由
タイトルの「メイジ」は、そのまま明治時代を意味します。
2024年初演は明治座創業150周年記念公演のフィナーレとして制作されました。
そこで、明治座が創業した時代である「明治」へ『キャッツ♥アイ』の世界を移すという大胆な設定変更が行われています。
単に原作を時代劇へ変更するのではなく、和装と洋装、新旧の文化が入り交じる明治の東京を舞台に、怪盗エンターテインメントとして再構成しているのが特徴です。
2024年初演と2026年再演の違いは?
2026年版は完全新作ではなく、2024年に明治座で上演された『メイジ・ザ・キャッツアイ』の再演です。
ただし、2026年版で明確に変更されている部分もあります。
| 項目 | 2024年初演 | 2026年再演 |
|---|---|---|
| 公演地 | 東京・明治座 | 福岡・東京・大阪 |
| 来生瞳 | 藤原紀香 | 藤原紀香 |
| 来生泪 | 高島礼子 | 高島礼子 |
| 来生愛 | 剛力彩芽 | 剛力彩芽 |
| 内海俊夫 | 染谷俊之 | 崎山つばさ |
| 藤堂薫 | 美弥るりか | 美弥るりか |
| 立華栞 | 新谷姫加 | 新谷姫加 |
| ミケール・ハインツ | 長谷川初範 | 長谷川初範 |
もっとも分かりやすい変更は内海俊夫役で、2024年の染谷俊之さんから2026年は崎山つばささんへ交代しました。
一方、キャッツアイ三姉妹をはじめ、美弥るりかさん、新谷姫加さん、長谷川初範さんら主要キャストは続投。脚本の岩崎う大さん、演出・共同脚本の河原雅彦さんも続投しています。
公式は2026年版について「さらに進化した『メイジ・ザ・キャッツアイ』」と紹介しています。
ただし、博多座公演終了後の10月1日時点でも、2024年版から具体的に変更された台詞、演出、ホークスクロウの仕掛け、結末などを公式資料から細かく比較できる情報は確認できません。
そのため、「再演なのですべて同じ」「2026年版ではここが変わった」と根拠なく断定することは避けます。
2026年キャストと役柄
| 役名 | キャスト | 位置付け |
|---|---|---|
| 来生瞳 | 藤原紀香 | 原作キャラクター |
| 来生泪 | 高島礼子 | 原作キャラクター |
| 来生愛 | 剛力彩芽 | 原作キャラクター |
| 内海俊夫 | 崎山つばさ | 原作キャラクター/2026年新キャスト |
| 平野猛 | 上山竜治 | 原作キャラクター |
| 神谷真人 | 川久保拓司 | 原作キャラクター |
| 浅谷光子 | 佃井皆美 | 原作キャラクター |
| 立華栞 | 新谷姫加 | 舞台版オリジナル |
| 藤堂薫 | 美弥るりか | 舞台版オリジナル |
| ミケール・ハインツ | 長谷川初範 | 来生三姉妹の父 |
2026年公式プロモーション映像
明治時代へ置き換えられた舞台版の世界観や2026年キャストは、明治座公式のプロモーション映像でも確認できます。
映像で確認できる内容を超えて、ホークスクロウの正体や2026年版の結末を推測して断定することは避けています。
博多座公演は9月30日に終了|上演時間は?
2026年再演の最初の開催地となった福岡・博多座公演は、9月26日から9月30日まで上演されました。
9月30日11:30公演が博多座での最終公演です。
| 第一幕 | 休憩 | 第二幕 | |
|---|---|---|---|
| 昼の部 | 11:30~12:40(70分) | 30分 | 13:10~14:45(95分) |
| 夜の部 | 16:30~17:40(70分) | 30分 | 18:10~19:45(95分) |
本編は第一幕70分+第二幕95分で計165分。30分の休憩を含めると、開演から終演までは約3時間15分でした。
博多座公演のチケット販売や当日券情報はすでに終了したため、今後観劇する場合は東京・大阪公演の案内を確認してください。
今後は東京・明治座、大阪・新歌舞伎座で上演
福岡公演は終了しましたが、2026年再演自体はまだ続きます。
| 公演地 | 期間 | 会場 |
|---|---|---|
| 福岡 | 9月26日~9月30日 | 博多座/終了 |
| 東京 | 10月9日~11月1日 | 明治座 |
| 大阪 | 11月14日~11月23日 | 新歌舞伎座 |
次は10月9日から東京・明治座です。
東京公演はS席14,000円、A席7,000円のほか、学割チケットも設定されています。大阪公演も一般発売が始まっていますが、各公演日の販売状況は変動するため、最新の残席は劇場・公式サイトで確認してください。
原作を知らなくても楽しめる?
『メイジ・ザ・キャッツアイ』は舞台独自の完全オリジナルストーリーなので、原作を最後まで読んでいなければ理解できない作品ではありません。
最低限、
- 来生瞳・泪・愛の三姉妹が怪盗キャッツアイであること
- 瞳の恋人・内海俊夫がキャッツアイを追う刑事であること
- 三姉妹が失踪した父ミケール・ハインツを探していること
を知っていれば物語へ入りやすいでしょう。
逆に原作ファンなら、明治時代への変更、藤堂・栞・ホークスクロウの追加、ミケール・ハインツの扱いなど、「原作から何を残して何を変えたか」を楽しめます。
2026年版のライブ配信・見逃し配信はある?
2024年初演ではStreaming+によるライブ配信とアーカイブ配信が行われました。
一方、2026年10月1日時点で、2026年再演についてライブ配信サービス、視聴料金、見逃し期間などの具体的な公式発表は確認できません。
そのため、「2026年版は配信なし」とは断定せず、今後の公式発表を確認する必要があります。
よくある質問
ホークスクロウの正体は誰?
2024年初演では、美弥るりかさんが藤堂薫とホークスクロウを演じていたことが公演後の記録から確認できます。2026年再演については、10月1日時点でも公式が正体を伏せています。
藤堂薫は原作に登場する?
登場しません。立華栞に仕える謎の執事として作られた舞台版オリジナルキャラクターです。
立華栞は原作キャラクター?
立華栞も原作には登場しない舞台版オリジナルキャラクターです。2026年版でも新谷姫加さんが演じています。
なぜ「メイジ・ザ・キャッツアイ」というタイトル?
2024年初演が明治座創業150周年記念公演として制作され、『キャッツ♥アイ』の舞台を明治時代へ移したことに由来します。
内海俊夫役は2024年版から変わった?
はい。2024年初演では染谷俊之さん、2026年再演では崎山つばささんが内海俊夫を演じます。
2026年版も2024年版と同じ結末?
2026年の公式ストーリーは2024年版と基本構成を共有していますが、10月1日時点で2026年版の具体的な結末を確認できる公式情報はありません。2024年版と完全に同じとは断定できません。
2026年版でも藤堂薫がホークスクロウ?
2024年版では藤堂薫とホークスクロウの関係を確認できます。ただし2026年版の公式情報では、美弥るりかさんの役名は藤堂薫とされ、ホークスクロウの正体は伏せられています。
博多座公演はもう終わった?
はい。2026年9月26日~30日に上演され、9月30日11:30公演で終了しました。今後は10月9日から東京・明治座、11月14日から大阪・新歌舞伎座で上演されます。
『メイジ・ザ・キャッツアイ』2026年再演まとめ
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、『キャッツ♥アイ』の基本設定を残しながら、舞台を明治時代へ移し、藤堂薫・立華栞・ホークスクロウなど独自の人物を加えた完全オリジナルストーリーです。
2024年初演については、美弥るりかさんが藤堂薫とホークスクロウを演じていたことが公演後の記録から確認できます。
一方、2026年再演は博多座公演を終えていますが、公式サイトでは現在もホークスクロウの正体、栞と藤堂の目的を物語上の謎として伏せています。
そのため、2024年版のネタバレをそのまま2026年版の確定事実として扱うことはできません。
2026年版では内海俊夫役が染谷俊之さんから崎山つばささんへ変更され、公演も東京のみだった2024年から、福岡・東京・大阪の3都市へ拡大しました。
福岡・博多座公演は9月30日に終了。次は10月9日から明治座、11月14日から新歌舞伎座です。
ホークスクロウの正体や2026年版の結末については、今後公式公演レポートや出演者・制作陣から確かな情報が公開された場合に、2024年版との違いを比較できるようになります。

